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Adam-Entry/Writer

電子フォーム入力システム / 電子帳票出力システムの開発支援ツール

紙の帳票を電子化すれば、工数もコストもかからない。
使う人にも作る人にもやさしい入出力システムがこちらです。

Adam-Entry / Adam-Writerは、必要項目の形式だけでなく、罫線定義や文字サイズなど
様式の外観まで再現した、紙の様式そのままの電子帳票を作成できます。
運用管理の手順のほとんどを紙の様式と共通化し、管理工数の増大を最小限に抑えます。

紙の様式を忠実に再現できる
Adam-Entry / Adam-Writer

Adam-Entry / Adam-Writerは、必要項目の形式だけでなく、罫線定義や文字サイズなど様式の外観まで、紙の様式そのままの電子帳票を作成できます。
運用管理の手順のほとんどを紙の様式と共通化し、管理工数の増大を最小限に抑えます。

電子入力フォームと出力帳票を一元化
XML/DTDでのWebシステムの構築を支援

開発コストの削減・短期システム開発

紙の帳票イメージを電子帳票として忠実に再現

  • ドラッグ&ドロップを多用した電子帳票の開発
  • 罫線枠と入出力コントロールを一体化
  • 入力フォームと出力帳票のレイアウトを一元化
  • Javaシステムによる印刷に対応(オプション)

XMLデータによるシステム構築を効率化

XMLデータの柔軟な運用・既存システムとの融合可能

  • ドラッグ&ドロップで電子帳票とDTDを関連付け
  • DTD情報がなくても電子帳票から自動生成
  • サーバーサイドでのXMLのデータ処理にも対応

紙のイメージそのままの電子帳票を作成
帳票作成ツール「シートデザイナー」

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マウス主体の操作性
容易かつスピーディに帳票作成

  • ドラッグ&ドロップ主体の操作性
  • 帳票フォームは0.1mm単位で定義が可能
  • 文字列や数値の他、豊富な項目タイプを用意
  • 項目のカット&ペースト/コピー/分割/結合が可能
  • 罫線枠=入出力コントロールなので作業効率アップ
  • ドラッグ&ドロップでDTDの定義要素と様式の項目の関連付け

従来の1/2の手間で帳票フォームの作成が可能

Adam-Entry / Adam-Writerの帳票作成ツール「シートデザイナー」は、入出力コントロールに対する概念を刷新し、高い操作性を実現しています。
「シートデザイナー」は、帳票のレイアウトに描かれた罫線枠を、そのまま入出力コントロールとして扱うため、 多くの帳票作成ツールに見られるような入力欄の罫線枠を描いた後、その上にプログラム側の操作に必要な入出力コントロールを重ねる必要がありません。
「シートデザイナー」による帳票作成は、従来に比べ、作業の手間を約半分に減らします。

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  • 描いた罫線枠は、そのまま入出力コントロールとして扱われます。
  • プログラムで扱う入出力フィールドを、改めて組み込む必要はありません。
  • 罫線枠を操作して分割や結合をするだけで、入出力コントロールの複製や統合が行えます。

ドラッグ&ドロップを多用した帳票作成の流れ

1

項目(入力欄)の作成は、マウスを使って枠線を描くだけ。 作成した項目は、そのままプログラムで扱える入出力コントロールになります。

2

項目のコピー/分割/結合によっても、新たな項目が作成でき、編集も簡単に行えます。

3

項目ごとにプロパティの設定ができ、見出し欄の作成も自由自在です。

4

ユーザーの入力操作を補助するコンボボックスやチェックボックス、オプションボタンなどの項目も作成できます。

5

項目のプロパティには、その項目をプログラムから操作するための項目名(オブジェクト名)があります。 この項目名をスクリプトやマクロで操作することにより、自動計算や入力チェックの機能が追加できます。

紙の帳票イメージを忠実に再現

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  • 紙で運用されている既存の様式と全く同じイメージの電子帳票が作成できます。
  • 電子帳票の実現方法に合わせて形を変えたり、表現方法を新たに考える必要がなく、既存帳票を元に電子帳票が作成でき、高い操作性を発揮します。
  • スキャナで取り込んだイメージデータを背景に配置し、トレースすることで電子帳票を作成することができます。
  • WordやExcel、PDFファイルからAdam-Entry/Writerファイル(AEPファイル)へのデータ変換サービスを別途ご用意しております。
    詳しくは、お問い合わせください。

外観と内容が同じなら、ほとんどの処理を共通化することができます

“紙の帳票”と“電子帳票”による運用の二元化も可能
帳票を利用する人は、コンピュータを扱える人ばかりではありません。
電子帳票による入力システムが完成した後でも、紙の帳票と電子帳票を並行して運用する可能性は残しておく必要があります。
このとき、紙の帳票と電子帳票の外観が異なると、それぞれに応じた運用管理の手順が必要になり、その分工数が増大します。
Adam-Entry / Adam-Writerなら、帳票の運用が紙と電子帳票に二元化したときも、ほとんど共通の運用手順で管理できますので、 併用した運用の時でも余分な工数を最小限度に抑えることができます。

データの誤入力を防ぐチェック機能も万全

一般に入力システムの電子様式では、データの誤入力を防ぐためのきめ細かなチェック機能が必要です。
特に、オンラインによる電子商取引のシステムでは、膨大な数の利用者があるため、あらゆる誤操作を想定したチェック機能を組み込む必要があります。 そのためには、多大な開発工数が必要になります。
Adam-Entry / Adam-Writerは、スクリプトを利用した項目どうしの比較や演算など、複雑なチェック機能を容易に作成する機能を持っています。 これにより、万全な入力チェック機能を備えた電子様式を、短期間に作成することができます。

電子帳票に関するあらゆる情報を一元化
様々な形式の電子帳票に変換できる「AEPファイル」

帳票のあらゆる情報を1ファイルに。
編集作業が一度に行えます

Adam-Entry/Writerは、電子帳票の構成要素を1つのAEPファイルにまとめ、シートデザイナーで一度に編集できます。
一つの項目に関連する複数の様式情報をまとめて扱うことができ、様々な形式の電子帳票に変換感できますので、編集に関わる手間を大幅に削減し、効率の良い開発を実現します。

AEP(Adam Entry Parameter):Adam-Entry/Writer 汎用帳票ファイル

複数の様式情報を一元化できる効率的なファイル構造

AEPファイルの構造

  • スキーマやスタイルなど帳票に関連する全ての情報を1つのAEPファイルにまとめて管理。
  • GUI操作で帳票作成と項目定義の全情報を一度に編集することができます。
  • 特別な知識や手間が不要です。紙の帳票を作成する感覚で、帳票の全情報編集できます。
  • DTDファイル(XML文書型定義)も、シートデザイナーからの簡単な操作で、他の様式情報と同時に編集できます。

様々なファイル形式への変換と電子帳票ファイルの一元管理

AEPファイルは、HTMLやPDFなどのファイルに変換することができます。 AEPファイルを標準プラットフォームとして活用することで、 さまざまな入力フォームや出力システムの電子帳票として利用することができ、 電子帳票のファイルを一元的に管理することができます。

  • HTMLに変換した場合、シートデザイナーで設定した入力チェックなどの機能は、Javaスクリプトに自動変換します。
  • ActiveXコントロールへ変換できるので、Webブラウザでも専用アプリケーションでも、作成したとおりの入力フォームが再現できます。
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同一の様式の帳票を入力用、出力用のどちらにでも利用可能

シートデザイナーで作成した様式は、何の変更もなく、入力用サブシステムにも出力用サブシステムにもそのまま共用できます。

電子帳票の項目とDTDを容易に関連付け
XML化の効率を大幅に向上させる充実の機能

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XML関連ファイルの編集は、
帳票フォーム作成と同時。

XML対応の電子帳票で最も手間がかかるのは、帳票フォームとDTD(スキーマ)との関連付け。
Adam-Entry/Writerなら、複雑な作業もマウス操作で済みます。
DTDがない場合でも、作成した電子帳票の項目からDTDを自動生成することができます。

DTDの関連付けはアイコンのドラッグ&ドロップでOK

XMLに対応した電子帳票の開発するには、スキーマ(DTD)やスタイルシート(XSL)を伴う複雑な編集操作が必要になります。 特に、DTD の定義に沿った帳票の作成では、様式情報とDTD の関連付けに大変な手間がかかります。
Adam-Entry/Writerでは、シートデザイナー上でDTDと帳票を同時に編集し、関連付けもアイコンのドラッグ&ドロップで完了。 関連付けの妥当性検証は、シートデザイナーのメニューからコマンドを選ぶだけです。
また、シートデザイナーを起動するときにDTDファイル名を指定するだけで、作成する帳票に既存のDTDを簡単に適用できます。

DTDを持たない電子帳票からDTDを自動生成

シートデザイナーは既存の電子帳票からXMLデータを出力し、それに対応するDTDの原型を自動生成できます。
新たな文書型を定義するとき、このDTDをベースに編集すると効率よく作業できます。
生成されたDTD情報は、電子様式項目と関連付けられているので、DTDの構造体を作成するのも簡単です。
DTDウィンドウで、項目情報の構造化定義をドラッグ&ドロップするだけです。

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XMLデータの柔軟な運用・既存システムの融合

XMLデータの出力
Adam-Entry/Writerは、電子帳票に入力されたデータをXMLデータとして出力する「XSLT変換オプション」があります。
入力されたデータをXML形式で他のシステムに受け渡す仕組みを、簡単に構築できます。

  • XML形式のデータをクライアント側のローカルディスクに保存できます。電子署名を添付するときなどに便利です。
  • サーバサイドでXMLデータに対応することも可能です。
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AEPファイルへのオーバーレイ
AEPファイルには、XMLデータをオーバーレイする機能があります。 この機能を使って、他のシステムから受け取ったXMLデータを、AEPの帳票に合わせて表示、印刷することができます。

高速大容量の連続印刷
Adam-Writerによるオーバレイ機能を活用し、共通する帳票のAEPファイルを使い、入力データのXMLだけを差し替え、繰り返し印刷することで大量の帳票を高速に印刷できます。

サーバーサイドのXML対応も万全

Adam-Entry Data Management Server(DMS)を使うと、既存の表示/入力用サブシステムのデータを XMLデータに変換して取り込むことができ、XMLデータへの変換は、すべてサーバーサイドで行います。 したがって、HTMLなどで作成された既存の表示/入力サブシステムがそのまま利用できます。
また、Adam-Writer PDF Editionを使うことで、システムに取り込んだXMLデータを、あらかじめ用意したAEPファイルに重ねて印刷・出力することができます。

入力システム/出力システムの開発を
さらに効率化させるオプション

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用途に合わせて必要な機能を
追加して作業効率をアップ

多彩な変換機能と電子署名のオプションを用意。
● XSLT変換オプション
● Java オプション

XMLデータの高精度な表示を実現 [ Adam-Entry/Writer XSLT変換オプション ]

Adam-Entry/Writer(AEPファイル)の電子帳票をXSLT(XMLスタイルシート)に変換。
XSLTファイルを利用することで、XMLデータによる高精度なHTML表示を実現。
マルチプラットフォーム上でのXML帳票の閲覧ができます。
XSLT変換オプションを搭載したAdam-Entry/Writerは、XMLベースのWebシステムにとって、入力/出力帳票の一元的な開発基盤となります。

※ 生成したXSLTフォームを利用する場合、XSL対応ブラウザ/XSLTプロセッサが別途必要です。

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Javaシステムによる印刷にも対応 [ Adam-Writer Java オプション ]

Javaシステムの印刷機能を構築できます。
WindowsシステムではActiveXコントロールを使った印刷機能が提供されますが、同等の印刷機能をJavaシステムのアプリケーションが構築できます。

官公庁を中心とした電子帳票開発の豊富な実績

官公庁の帳票開発実績

Adam-Entry / Adam-Writerは、官公庁を中心とした電子様式開発で豊富な実績があります。
その実績を生み出した原動力は、Adam-Entry / Adam-Writerのカンタン&スピーディな操作性。
紙の様式そのままの、法令に定められた要件に忠実なフォームが少ない開発工数で実現するからに他なりません。

導入システム主な開発内容
電子申告関連システム様式開発200様式/月(1様式につき平均100項目)
介護関連システム12様式(600項目/様式) ※ 設計から作成まで約2ヶ月
基本調査関連システム20様式(1様式につき800項目)
厚生関連申請届出システム様式開発800様式(1様式につき平均50項目) ※ 6ヶ月で開発
北九州市申請関連システム100様式 ※ 電子様式に不慣れな作業者が複雑な様式を容易に作成

その他の官公庁・自治体の導入実績・実例

● 電子申告システム ● 電子申請・届出システム ● 電算処理システム(4) ● 報告システム(3)
 その他、大手民間企業にて採用

ラインナップ

用途 エディション オプション
デザイン・開発 Adam-Entry/Writer Developer Tool Adam-Entry/Writer XSLT変換オプション
Adam-Writer Java Option
Adam-Entry Data Management Server -
Adam-Writer PDF Edition
実行環境 Adam-Entry Client -
Adam-Entry Data Management Server
Adam-Writer Client Adam-Writer Java Option
Adam-Writer Server Edition
Adam-Writer PDF Edition -

仕様

基本機能

  • GUIによる入出力フォームの定義・作成・変更
  • ドラッグ&ドロップによるDTDと帳票項目の関連付け
  • 簡易操作によるDTD編集
  • DTD自動生成
  • 妥当性検証
  • 項目のカット、コピー、ペースト
  • 項目のアトリビュートの変更
  • 項目の入力順序、データ順序の設定

主要機能

  • シート情報:用紙サイズ、用紙向き、色情報、背景イメージなど
  • 項目の種類:文字項目、数値項目、メモ項目、線、枠、イメージ、チェックボックス、オプションボタン、コンボボックスなど
  • 項目への設定可能属性:フォント、文字飾り、文字サイズ、網掛け、罫線、セパレータ
  • 項目への編集:初期値、前後文字、¥マーク編集、カンマ編集、符号表示など
  • 表示倍率:20%~200%
  • 項目の分割、連続コピー、結合機能
  • 出力文字コード:シフトJIS、UTF-8、UTF-16
  • その他:文字列10進演算機能、範囲チェック機能など

スクリプト機能

  • 加減乗除算:+、-、*、/、%
  • 関係演算:==、>、<、=>、<=、<>
  • 論理演算:AND、OR、NOT
  • フロー制御:if_Then_Elseif_Else-Endif
  • その他:統計関数、帳票制御関数

主なスクリプト支援関数

  • イベント:シートオープン時処理、シートクローズ時処理、
    データ入力前処理、データ入力後処理など
  • プロパティ:項目データの設定・取得、
    データファイル名の設定・取得など
  • メソッド:文字列の加算、減算、乗算、除算、剰余算、平均など

スクリプト機能

  • 編集中のDTDに定義されている要素および属性のツリー表示:
    属性は要素の子ノードとして表示、兄弟ノード内の表示順序は 「属性→要素」の順、兄弟要素の表示順序はDTD内の定義順
  • 関連付け:
    DTDのノードとシートの入力項目の関連付けがドラッグ& ドロップで可能、関連付けられたノードのアイコンには チェックマークを表示
  • 要素エイリアスの追加:
    複数回出現可能な要素(子要素オプションが”+”及び”*”)の エイリアスノードの追加が可能
  • DTD情報の編集:要素に対する操作
    要素名の変更、ドラッグ&ドロップによる要素の移動・コピー、 コピー・カット&ペーストによる要素の移動・コピー、 要素のプロパティの編集要素名・空要素であるかどうか等、 要素の子要素リストの編集、要素の属性定義の編集
  • DTD情報の編集:属性に対する操作
    属性名の変更、ドラッグ&ドロップによる属性の移動・コピー、 コピー・カット&ペーストによる属性の移動・コピー、 属性定義の編集-属性名・宣言値・省略値

ファイル変換

  • HTMLファイル変換(標準)
    WordやExcel、PDFファイルからAdam-Entry/Writerファイル (AEPファイル)へのデータ変換サービスをご用意しております。
    詳しくは、お問い合わせください。