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競合するソフトウェア

以下のソフトウェアは、リカバリー王Zと同環境で動作させることができない製品です。

1.デフラグを行うソフト全般

リカバリー王Zの修復対象となっているパーティションに対して、デフラグを実行すると異常が発生します。デフラグを実行する場合には、「制限事項」-「1.ディスクの最適化(デフラグ)」に示す手順にて実行してください。

2.ディスク修復を行うソフト全般

リカバリー王Zの修復対象となっているパーティションに対して、ディスクを修復するソフトを実行すると異常が発生します。ディスクを修復するソフトを実行する場合は、「制限事項」の「2.チェックディスク」に示す手順にて実行してください。

3.パーティション変更ソフト

リカバリー王Zの修復対象領域として設定されているパーティションに対して、パーティションを変更するソフトにて領域の変更等を行った場合は、Windows システムに異常が発生することがあります。※Partition Manager、PartitionMagic などのソフトがあります。

4.ディスク暗号化ソフト

ディスク暗号化ソフトをインストールした環境にリカバリー王Zをインストールした場合には、暗号化ソフトまたはリカバリー王Zが正しく動作しない可能性があります。またOS が起動しなくなる可能性もあります。

5.USNジャーナルを利用したソフト

USNジャーナルを利用したソフトやOSの機能は、ファイル・フォルダ単位の修復モード時に正しく動作しない場合があります。(例:Windows 8のフォトアプリ)

6.StandbyDisk(ネットジャパン社製)

管理方法(保護タイプ)がパーティション単位の環境の場合、レスキュー起動後OSが再起動されレスキュー指示自体がリカバリー王Zによって復元されてしまいます。Rescue Bootは実行されますが、リカバリー王Zの修復機能が動作しなくなります。ファイル・フォルダ単位の環境の場合、リカバリー王Zインストール後に再起動を繰り返し動作しなくなります。

7.VMware Workstation(VMware 社製)

VMwareの仮想マシンは、仮想ディスクのファイルサイズが数GB から数十GB となり、一般のファイルと比較してサイズが非常に大きくなります。このため、これらのファイルがリカバリー王Zの修復対象になっている場合、VMwareの仮想マシンの起動が遅くなる場合があります。この場合は、VMware の仮想マシンのフォルダを修復対象外に設定しておき、ゲストOSの修復はVMwareのスナップショット機能を利用ください。なお、この現象は保護タイプがファイル・フォルダで運用している場合のみ発生し、パーティションでは発生しません。

8.HP Backup & Recovery Manager / HP Recovery Manager(ヒューレット・パッカード社製)

HP Backup & Recovery Manager またはHP Recovery ManagerがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールすると瞬間復元機能が動作しません。これらのソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。

9.Rescue and Recovery / Rapid Restore Ultra(レノボ社製)

Rescue and RecoveryおよびRapid Restore UltraがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールすると瞬間復元機能が動作しません。これらのソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。

10.USB 接続セキュリティーキー UCLEFⅢ(型番:PUS-UCL3)(プリンストンテクノロジー社製)

PUS-UCL3がインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし修復モードへの切り替えを行った場合、OSの起動ができなくなります。このソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。

11.エクセル統計(社会情報サービス社製)

エクセル統計がインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし、ファイル・フォルダの修復モードでエクセルを起動すると、エラーメッセージが表示されエクセル統計が正常に動作しません。次のファイルを修復対象外にすると、問題を回避できます。
Excel 2007 : C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE12\XLSTART\SSRIXT.xla

12.Vectorworks(エーアンドエー社製)

VectorworksがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし、管理方法(保護タイプ)がファイル・フォルダ単位の修復モードの場合に、Vectorworks を起動するとツールパレットのアイコンが正しく表示されない場合があります。Vectorworks がインストールされているフォルダのPlug-Insフォルダを修復対象外にすると、問題を回避できます。

13.Intel Rapid Start Technology(インテル社製)

Intel Rapid Start Technology がインストールされているPC にリカバリー王Zクライアント機能をインストールし、修復モードもしくは修復保留モードに変更しようとすると、PC のシャットダウンに5 分程度、黒い画面のままで待たされる現象が発生する場合があります。この現象が発生する場合は、Intel Rapid Start Technology をアンインストールすると、現象を回避できます。

14.SuperMap GIS(日本スーパーマップ株式会社製)

リカバリー王Zクライアントがファイル・フォルダ単位の修復モードにて動作しているPCで、SuperMap GISよりワークスペースの作成を行った場合、保存したファイルがフォルダ内に表示されない場合があります。この場合、F5キーを押すことでファイルは表示されます。

15.Mastercam(株式会社ゼネテック製)

リカバリー王Zクライアントがファイル・フォルダ単位の修復モードにて動作しているPCで、Mastercamよりファイルの保存を行った場合、保存したファイルがフォルダ内に表示されない場合があります。この場合でもF5キーを押すことでファイルは表示されます。また、全角英小文字を含むフォルダへファイルを保存した場合、正しくファイルが保存されません。この場合、全角英小文字を含まないフォルダ、または修復対象外のフォルダへ保存してください。

16.EMBASSY Security Center(Wave Systems社製)

EMBASSY Security CenterがインストールされているPCにリカバリー王Zクライアントをインストールし、ファイル・フォルダ単位の修復モードに設定すると、STOPエラーが発生する場合があります。この場合、EMBASSY Security Centerをアンインストールしてからリカバリー王Zクライアントをインストールしてください。

17.SkyDrive(Microsoft社製)

リカバリー王Zクライアントが修復モードの状態では、SkyDrive(Microsoft社が提供するオンラインストレージ)のデスクトップアプリ等、SkyDrive対応アプリは正常動作しません。

18.ワークフォルダー(Microsoft社製)

Windows Server 2012 R2の[ファイル・サービスと記憶域サービス]に追加された[ワークフォルダー]の機能に対し、修復モードのリカバリー王ZクライアントPCからは利用できません。

19. RapidBoot HDD Accelerator(Lenovo社製)

RapidBoot HDD AcceleratorがインストールされているPCにリカバリー王Zクライアント機能をインストールし、ファイル・フォルダ単位の修復モードに設定すると、瞬間復元機能が正常に動作しません。RapidBoot HDDAcceleratorはアンインストールしてからリカバリー王Zクライアント機能をインストールしてください。

20.定期的にアクティベーションを必要とするソフト

クラウド製品等、定期的なアクティベーションを必要とするソフトを利用する場合、リカバリー王Zを一旦、保護解除モードに変更してからアクティベーションを実施する等の対処を取ってください。