以下のソフトウェアは、リカバリー王Zと同環境で動作させることができない製品です。
リカバリー王Zの修復対象となっているパーティションに対して、デフラグを実行すると異常が発生します。デフラグを実行する場合には、「制限事項」-「1.ディスクの最適化(デフラグ)」に示す手順にて実行してください。
リカバリー王Zの修復対象となっているパーティションに対して、ディスクを修復するソフトを実行すると異常が発生します。ディスクを修復するソフトを実行する場合は、「制限事項」の「2.チェックディスク」に示す手順にて実行してください。
リカバリー王Zの修復対象領域として設定されているパーティションに対して、パーティションを変更するソフトにて領域の変更等を行った場合は、Windows システムに異常が発生することがあります。※Partition Manager、PartitionMagic などのソフトがあります。
ディスク暗号化ソフトをインストールした環境にリカバリー王Zをインストールした場合には、暗号化ソフトまたはリカバリー王Zが正しく動作しない可能性があります。またOS が起動しなくなる可能性もあります。
USNジャーナルを利用したソフトやOSの機能は、ファイル・フォルダ単位の修復モード時に正しく動作しない場合があります。(例:Windows 8のフォトアプリ)
管理方法(保護タイプ)がパーティション単位の環境の場合、レスキュー起動後OSが再起動されレスキュー指示自体がリカバリー王Zによって復元されてしまいます。Rescue Bootは実行されますが、リカバリー王Zの修復機能が動作しなくなります。ファイル・フォルダ単位の環境の場合、リカバリー王Zインストール後に再起動を繰り返し動作しなくなります。
VMwareの仮想マシンは、仮想ディスクのファイルサイズが数GB から数十GB となり、一般のファイルと比較してサイズが非常に大きくなります。このため、これらのファイルがリカバリー王Zの修復対象になっている場合、VMwareの仮想マシンの起動が遅くなる場合があります。この場合は、VMware の仮想マシンのフォルダを修復対象外に設定しておき、ゲストOSの修復はVMwareのスナップショット機能を利用ください。なお、この現象は保護タイプがファイル・フォルダで運用している場合のみ発生し、パーティションでは発生しません。
HP Backup & Recovery Manager またはHP Recovery ManagerがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールすると瞬間復元機能が動作しません。これらのソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。
Rescue and RecoveryおよびRapid Restore UltraがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールすると瞬間復元機能が動作しません。これらのソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。
PUS-UCL3がインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし修復モードへの切り替えを行った場合、OSの起動ができなくなります。このソフトをアンインストールしてからリカバリー王Zをインストールしてください。
エクセル統計がインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし、ファイル・フォルダの修復モードでエクセルを起動すると、エラーメッセージが表示されエクセル統計が正常に動作しません。次のファイルを修復対象外にすると、問題を回避できます。
Excel 2007 : C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE12\XLSTART\SSRIXT.xla
VectorworksがインストールされているPCにリカバリー王Zをインストールし、管理方法(保護タイプ)がファイル・フォルダ単位の修復モードの場合に、Vectorworks を起動するとツールパレットのアイコンが正しく表示されない場合があります。Vectorworks がインストールされているフォルダのPlug-Insフォルダを修復対象外にすると、問題を回避できます。
Intel Rapid Start Technology がインストールされているPC にリカバリー王Zクライアント機能をインストールし、修復モードもしくは修復保留モードに変更しようとすると、PC のシャットダウンに5 分程度、黒い画面のままで待たされる現象が発生する場合があります。この現象が発生する場合は、Intel Rapid Start Technology をアンインストールすると、現象を回避できます。
リカバリー王Zクライアントがファイル・フォルダ単位の修復モードにて動作しているPCで、SuperMap GISよりワークスペースの作成を行った場合、保存したファイルがフォルダ内に表示されない場合があります。この場合、F5キーを押すことでファイルは表示されます。
リカバリー王Zクライアントがファイル・フォルダ単位の修復モードにて動作しているPCで、Mastercamよりファイルの保存を行った場合、保存したファイルがフォルダ内に表示されない場合があります。この場合でもF5キーを押すことでファイルは表示されます。また、全角英小文字を含むフォルダへファイルを保存した場合、正しくファイルが保存されません。この場合、全角英小文字を含まないフォルダ、または修復対象外のフォルダへ保存してください。
EMBASSY Security CenterがインストールされているPCにリカバリー王Zクライアントをインストールし、ファイル・フォルダ単位の修復モードに設定すると、STOPエラーが発生する場合があります。この場合、EMBASSY Security Centerをアンインストールしてからリカバリー王Zクライアントをインストールしてください。
リカバリー王Zクライアントが修復モードの状態では、SkyDrive(Microsoft社が提供するオンラインストレージ)のデスクトップアプリ等、SkyDrive対応アプリは正常動作しません。
Windows Server 2012 R2の[ファイル・サービスと記憶域サービス]に追加された[ワークフォルダー]の機能に対し、修復モードのリカバリー王ZクライアントPCからは利用できません。
RapidBoot HDD AcceleratorがインストールされているPCにリカバリー王Zクライアント機能をインストールし、ファイル・フォルダ単位の修復モードに設定すると、瞬間復元機能が正常に動作しません。RapidBoot HDDAcceleratorはアンインストールしてからリカバリー王Zクライアント機能をインストールしてください。
クラウド製品等、定期的なアクティベーションを必要とするソフトを利用する場合、リカバリー王Zを一旦、保護解除モードに変更してからアクティベーションを実施する等の対処を取ってください。