リカバリー王Z
機能/制限
動作仕様(ハードディスク)
ご利用可能なハードディスクのタイプ
- IDEディスク
- シリアルATAディスク
- SCSIディスク
ご利用可能なフォーマット形式
- NTFS
- FAT32
ご利用可能なパーティションの個数
- 8個
ご注意事項
- 保護が可能なハードディスクは物理的に1台目(プライマリ)のOS起動用のディスクのみとなります。
- RAIDディスクを保護することはできません。
- USBディスクやMOドライブなどのリムーバブルディスクを保護することはできません。
- SSDディスクに関しては、動作において一般的に公開されている欠点事項が潜在しているため(書き込み利用上限がある。高パフォーマンスを維持できる耐久年数が不明。普通にOSを利用するだけでも状況によっては動作障害が発生する可能性がある。など)、動作保障を行なうことができません。SSDディスク上でご利用になられる場合は、お客様サイドにて動作可能であることをご検証の上で、弊社ではSSD特有の問題が発生した場合のサポートが行なえない旨を、予めご了承のもとでお願い致します。
動作仕様(インストール前のご注意事項)
- ハードディスクのMBR領域に関与を行なうシステムとの併用
事前にMBR領域に関与を行なう他のシステムを停止および削除してから、本製品のインストールを実施してください。他のシステムとの競合が発生した場合は、「コンピュータが起動できなくなる」「保護解除モードで起動し、修復モードにできない」などの異常が発生します。
主なところでは、以下のような本製品と類似する目的のソフトウェア(ハードディスク環境を復元)などが該当します。
- StandbyDisk Solo
- HP Backup & Recovery Manager
- HP Recovery Manager
- Rescue and Recovery
- Rapid Restore Ultra
- ハードディスクの状態を変化させるシステムとの併用
本製品が動作している環境で、ハードディスクの状態を最適化したり、パーティションを変更したりすると、「コンピュータが起動できなくなる」「保護解除モードで起動し、修復モードにできない」などの異常が発生します。
主なところでは、以下のようなシステムの動作が該当します。
- Norton Utilities(Norton Disk Doctor/Speed Disk)
- PerfectDisk
- Partition Magic
- ハードディスクを暗号化するシステムとの併用
事前に暗号化システムを停止および削除してから、本製品のインストールを実施してください。他のシステムとの競合が発生した場合は、「コンピュータが起動できなくなる」「保護解除モードで起動し、修復モードにできない」などの異常が発生します。
主なところでは、以下のようなシステムが該当します。
- Safe Boot
- OSの起動方法をコントロールするシステムとの併用
事前に該当するシステムを削除してから、本製品のインストールを実施してください。他のシステムとの競合が発生した場合は、「コンピュータが起動できなくなる」「保護解除モードで起動し、修復モードにできない」などの異常が発生します。
主なところでは、以下のようなシステムが該当します。
- システムコマンダー
- 仮想ドライブを作成するシステムとの併用
事前に特殊な手法でファイルアクセスを実施するシステムを停止および削除してから、本製品のインストールを実施してください。他のシステムとの競合が発生した場合は、「コンピュータが起動できなくなる」「保護解除モードで起動し、修復モードにできない」などの異常が発生します。
主なところでは、以下のようなシステムが該当します。
- CD革命
- 瞬間復元により動作に支障が出るシステムとの併用
定期的にライセンスキー認証を行なうことにより利用が可能(アクティベーション)となるシステムがセットアップされている場合、アクティベーションした情報を瞬間復元してしまうと問題が発生する場合があります。
本製品側の動作には支障はありませんが、アクティベーションを必要とする他のシステム側において、正常動作ができなくなる場合があります。併用にあたっては、運用方法による回避が必要となります。
ネットワーク版ではないCAD関連のソフトウェアなどで該当する場合があります。
(認証における詳細仕様情報に関しましては、他システム側の製造元のサポート窓口等にてご確認をお願いします。) - 次回再起動時に適用する処理を予約し続けるシステムとの併用
アプリケーションなどのインストールを実施すると、ほとんどの場合でコンピューターを再起動すると登録内容が正式にWindows上に反映されるという仕組になっています。通常のアプリケーションですと、1度再起動すればこの処置は終わりなのですが、再起動時に適用する処理の命令をレジストリ上等に予約し続ける(予約を解除するプログラミングを怠っているなどの理由で消去されずに残ったままの状態になっている)システムがあった場合、本製品を正常にご利用いただけない場合があります。本製品のご利用にあたっては、事前にこういったシステムを削除しておくか、予約命令を手動等で削除していただく必要がございます。 - 瞬間復元用のドライバと競合するドライバを有するシステムとの併用
OSは、起動時に様々なハードウェア機器やソフトウェア等のドライバのロードを行っております。
ドライバロード時等において、本製品のドライバと競合する他システムのドライバが存在した場合、「本製品か他システムのどちらかしか動作ができなくなる」「どちらも正常利用ができなくなる」「OS起動障害が発生する」など、様々な問題が発生します。
併用利用にあたっては、他システム側において、競合するドライバが動作しないように設定を変更していただくか、変更が無理な場合は、他システムを削除していただく必要があります。
主な事例としましては、本ページ内の「ウィルス対策ソフトパターンファイル更新連係機能の対応ソフト一覧とご注意事項」にあるご注意事項をご参照ください。 - Microsoft Security Essentials【※注1】
- AT互換機の一般規格から外れた仕様のコンピュータ
コンピュータ上のハードディスクのドライブ構成情報は、電源ON時に必ずMBR上に記載されるようになっており、搭載されているチップセット等が関わる部分となります。
リカバリー王Zは、MBR上の情報を読み込んで制御処理を開始しますが、この時にMBR上に記載されているディスク情報が、一般規格から外れる値で記述されていた場合(たとえば、NTFSの場合は「0x07」/FAT32の場合は「0x0B」と規定されています)、不明な領域として判断するしかなく、制御ができなくなります。
その他、コンベンショナルメモリーの総容量は、一般的には640KBとなります。コンベンショナルメモリーの容量が640KB未満のコンピュータ上では、リカバリー王Zをインストールすることはできません。 - ハードディスクに何らかの異常が発生している場合
ハードディスクにセクタ異常(不正なブロック)等がある場合には、リカバリー王Zは正常動作することができません。
この場合、OS起動障害の発生や保護一時解除モードでの起動処理となります。
本製品をインストールする前に、ハードディスクの「チェックディスク(オプション項目をすべてチェック)」を実行していただき、問題部位を回復していただく必要があります。
(※運用中に「CHKDSKユーティリティエラー」等のチェックディスクを促すOS側からのメッセージが表示された場合も、リカバリー王Zの保護モードを「保護一時解除モード」に変更していただき、チェックディスクを実施していただく必要があります)
「パーティション保護制御」での運用においては問題ありません。
通信仕様(リモート管理機能を利用する場合)
[リモート管理用PC]と[クライアントPC]間における通信仕様は以下のとおりとなります。
- 通信プロトコル:TCP/IP(IPv4)
- イーサネット(10Base-T/100Base-TX/1000Base-T)
※推奨100Base-TX以上 - [リモート管理用PC]から[クライアントPC]に対して、コンピュータ名によるアクセス通信(名前解決処理通信)が遅延することなく正常に通信可能な環境
- [クライアントPC]から[リモート管理用PC]に対して、IPアドレスによるアクセス通信が可能な環境
- [リモート管理用PC]と[クライアントPC]上において、本製品が利用するポート番号の利用および通信が可能な環境
「ウィルス対策ソフト定義ファイル更新連携機能」の対応状況
ウィルス対策ソフト定義ファイル更新連係機能
ウィルス対策ソフト対応状況一覧に提示されているバージョンのウィルス対策ソフトが、コンピューターにセットアップされている状態で、本製品を「ファイル・フォルダ保護タイプ」でインストールすると、自動的に「ウィルス対策ソフト定義ファイル更新連係機能」がご利用いただけるようになっております。※対応に関しましては、基本的にソフトウェア自体は自動的にアップデートされない「クライアントサーバー管理型(ネットワーク版、企業版など)」となります。
ウィルス対策ソフト対応状況一覧
| ウイルス対策ソフト | RZ V7.0 |
RZ V5.0 |
RZ V3.0 |
RZ V2.1 |
|---|---|---|---|---|
| Symantec AntiVirus Corporate Edition 9.0 | ○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
| Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0 | ○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
| Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.1 | ○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
○ (※1) |
| Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.2 | ○ (※1) (※2) |
○ (※1) (※2) |
○ (※1) (※2) |
× |
| Symantec Endpoint Protection 11.0 MR4 | ○ (※3) |
○ (※3) |
○ (※3) |
× |
| Symantec Endpoint Protection 11.0 RU5 | ○ (※3) |
△ (※3) (※8) |
× | × |
| Symantec Endpoint Protection 11.0 RU6 | × (※9) |
× (※9) |
× | × |
| ウィルスバスターコーポレートエディション 7.0 | ○ (※4) |
○ (※4) |
○ (※4) |
○ (※4) |
| ウィルスバスターコーポレートエディション 7.3 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ウィルスバスターコーポレートエディション 8.0 | ○ | ○ | ○ | × |
| ウィルスバスターコーポレートエディション 10.0 | ○ | ○ | × | × | ウィルスバスターコーポレートエディション 10.0 SP1 | ○ | △ (※8) |
× | × |
| McAfee VirusScan Enterprise 8.0i | ○ | ○ | ○ | × |
| McAfee VirusScan Enterprise 8.5i | ○ | ○ | ○ | × |
| McAfee VirusScan Enterprise 8.7i | ○ | ○ | × | × |
| F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ 5.72 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ 7.0 | ○ | ○ | ○ | × |
| F-Secureアンチウイルス クライアントセキュリティ 7.1 | ○ (※5) |
○ (※5) |
○ (※5) |
× |
| F-Secureクライアントセキュリティ 8.0 | ○ (※5) |
○ (※5) |
× | × |
| F-Secureクライアントセキュリティ 9.0 | ○ (※5) |
△ (※5) (※8) |
× | × |
| ESET NOD32 Antivirus Ver4.0 | ○ (※6) (※7) |
× | × | × |
(※1)
Auto-Protectの起動オプション設定を「SymantecAntivirus開始時」に変更してください。
Auto-Protectの起動オプション設定を「システム起動時」(製品により「システムブート中にAuto-Protectをロードする」という表記になっている場合もあります)にしている場合は、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
Symantec AntiVirusの環境設定画面を開きます。→[設定]→[ファイルシステム]→[拡張]ボタンを押します。→起動オプション設定箇所で『SymantecAntivirus開始時』を選択します。
【参考情報】Symantec社のサイトに設定変更方法の情報が公開されていますのでご参照ください。(2007年10月29日現在)
(※2)
「改変対策」の設定を無効に変更してください。
「改変対策」を有効にしている場合は、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
Symantec AntiVirusの環境設定画面を開きます。→[設定]→[改変対策]を選択します。→『改変対策を有効にする』のチェックをオフにします。
(※3)
Auto-Protectをロードするタイミングの設定を「Symantec Endpoint Protectionの起動」に変更してください。
Auto-Protectをロードするタイミングの設定を「システム起動時」(製品により「システムブート中にAuto-Protectをロードする」という表記になっている場合もあります)にしている場合は、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) コンソールを起動します。→[ポリシー]→[ウイルス対策とスパイウェア対策]を選択します。→ポリシーを新規追加するか既存ポリシーの編集をするかを選択します。→[ファイルシステム Auto-Protect] を選択します。→[拡張]タブを開いて『Symantec Endpoint Protectionの起動』を選択します。
「改変対策」の設定を無効に変更してください。
「改変対策」を有効にしている場合は、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
Endpoint Protection環境設定画面を開きます。→[改変対策]を選択します。→『改変対策を有効にする』のチェックをオフにします。
【参考情報】Symantec社のサイトに設定変更方法の情報が公開されていますのでご参照ください。(2010年04月23日現在)
(※4)
トレンドマイクロ社より、ウィルスバスターCorporateEdition7.0のトラブル情報が公開されております。(2005年5月24日更新されております。)
http://www.trendmicro.co.jp/esolution/solutionDetail.asp?solutionId=10814
特徴は以下のようになっております。同様のエラーが発生する場合には、お手数をお掛け致しますが、TrendMicro社のサポートセンターにお問い合わせ下さいます様お願い致します。
『Windowsログオン時にアプリケーションエラーが発生する』
『xxxxxx.exeがアプリケーションエラーとなる(xxxxxxは6桁の英数字)』
(※5)
「F-Secure管理エージェント」サービスを「自動(遅延開始)」に変更してください。
Windows Vista以降のOS環境でご利用の場合は、「F-Secure管理エージェント」サービスの開始方法を「自動」にしていると、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[管理ツール]→[サービス]を選択します。→「F-Secure管理エージェント」サービスを開きます。→[スタートアップの種類]の設定を「自動(遅延開始)」に設定して適用します。
(※6)
「自己防衛を有効にする」の設定をオフに変更してください。
「自己防衛を有効にする」の設定を有効にしている場合、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
「ESET NOD32 Antivirus 」の[詳細設定]を起動します。→[ウィルス・スパイウェア対策]の『自己防衛を有効にする』チェックをオフにしてOKボタンを押します。
(※7)
「ESET Service」サービスを「自動(遅延開始)」に変更してください。
Windows Vista以降のOS環境で「Windows自動ログオン」でのログオン方式をご利用の場合は、「ESET Service」サービスの開始方法を「自動」にしていると、「ファイル・フォルダ保護タイプ」での制御をご利用いただくことはできません。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[管理ツール]→[サービス]を選択します。→「ESET Service」サービスを開きます。→[スタートアップの種類]の設定を「自動(遅延開始)」に設定して適用します。
※「ESET Service」サービスを「自動」のままでご利用されたい場合は、「ESET NOD32 Antivirus」の起動時自動スキャン対象から本製品を除外してください。設定変更方法は、以下をご参照ください。
↓
「ESET NOD32 Antivirus 」の[詳細設定]を起動します。→[ウィルス・スパイウェア対策]配下の[除外]を選択します。→[追加]ボタンを押し、本製品のインストールフォルダパスを登録してOKボタンを押します。
(※8)
ユーザー専用サイトより対応バージョンのアップデータープログラムのダウンロードができます。
(※9)
現在、調査中となります。
クローニングツールとの併用利用はできますか?
可能です。
クローニングツールの代表的なところとしましては、シマンテック社製の「Symantec Ghost」などが有名です。本製品のクライアントプログラムがセットアップされている環境において、クローニングツールを利用してコンピューターのHDD情報をイメージ化する場合は、本製品の保護モードを「保護解除モード」にしてからイメージ化を行なってください。
また、イメージ化およびイメージの配信の手法については、ディスク全体で実行してください。(※たとえば、Cドライブだけをイメージ化したり、Cドライブのイメージ部分だけを配信するという利用はできません。)
マルチブート環境のコンピューター上で利用できますか?
Windows OSとLinux系OSのマルチブート(デュアルブート)構成環境にて、リカバリー王Zをセットアップすることが可能です。保護を実施できるのは、Windows OS側のみとなります。
Cドライブをフォーマットしても修復はできるのでしょうか?
Windows上からの操作によるフォーマットを実行した場合の状態は以下のとおりとなります。
<パーティション保護形式の保護をご利用の場合>
フォーマットを実行した場合も、復元ポイントの状態に瞬間復元します。
<ファイル・フォルダ保護形式の保護をご利用の場合>
フォーマットを実行した場合は、復元ポイントの状態に瞬間復元させることができなくなるため、フォーマットを実行できないように実行禁止制御を行なっています。
CドライブとDドライブの2つの領域を保護することができますか?
保護できます。
1個のハードディスク上に作成されたドライブ(パーティション)を同時に8つまで保護することができます。9個目以降のドライブ(パーティション)は、設定画面に表示されません。
復元ポイントの更新作業の操作は簡単ですか?
リカバリー王Zの専用アイコンから〔環境設定〕画面を起動し(起動にはインストール時に設定したパスワードの入力が必要です)、<保護解除>ボタンを押すと瞬間復元保護が解除されます。
↓
保護が解除された状態で、新規にアプリケーションをインストールしたり、既存アプリケーションのアップデートや設定変更等の更新作業を行ない、作業完了後に一度コンピューターを再起動します。(Windowsでは、様々な設定変更等を行なった場合、次回再起動時に正式に反映させる内容としてシステム領域上に変更情報をキャッシュしています。)
↓
リカバリー王Zの専用アイコンから〔環境設定〕画面を起動し、<保護開始>ボタンを押すと、自動的に上述の変更作業を行なった状態を復元ポイントに更新した状態で瞬間復元保護が再開されます。
※リモート管理機能をご利用の場合は、上記操作(保護解除/保護開始/電源ON・OFF・再起動)を数十台~数百台のPCに対して一斉操作で行なうことができます。





