はじめてのBI - 何が違う?
増えるデータ、高度な処理に限界のExcel
大量のデータの取り扱い、情報共有などでの限界
さまざまな業務シーンで利用されているMicrosoft Excel。
データ管理や集計処理、一覧管理にはとても便利です。
しかし、業務量や取り扱うデータ、管理する側面が増加してくると機能的制約が問題視されたり、大勢での情報共有に弱点が見られるようになります。
【Excelの限界点】
● プロダクトに内在する機能限界 - 列、行、セル内データ - マクロ
● データ集計、分析処理の自由度
● 視点(キー項目)の動的切替えと即時反映
● 複数シート、ブックからのデータ統合
● データ保護、セキュリティー
● 情報鮮度
● 共有のし易さ
● データの二次利用
情報資産の有効な利活用、さまざまな管理データからの高度な集計や分析、組織内での効果的な情報共有を行いたいなら、そろそろ考え時かもしれません。
RDB・DWHの弱点
BIシステムに最適なのはフラット・データ形式
データの"格納庫"として大量なデータを保管するRDB(リレーショナルデータベース)やDWH(データウェアハウス)。
BIシステムでも時折、内部構成機能として使用されていますが、元来データの"高速処理"には不向きな物です。
これらの適用はシステム全体、そして何よりユーザーへの負荷原因になりかねません。
● 高速データ処理は不向き
● "データ格納"と"データ分析"は処理特性が異なる
● 即時代遅れになる格納データ、管理項目
● 難易度の上がる運用管理
● データ量に伴う処理性能、ストレージ容量
● 重く圧し掛かるコスト負担
弊社のBIシステムでは、専用の"DB"、"DWH"ツールやプロダクト(Oracleなど)を必要としません。
格納データはシンプルなフラット・データ形式なので扱いも簡単、処理も速く、格納スペースに困るようなこともありません。
BIへの誤解・注意点
BIには神話のような誤解など注意すべき点があります。
使い方に決まりはありません
業務システムのようにシステム側から使い方をガイドされるものではありません。
マニュアルに従って処理する業務システムとは自ずと性質が異なります。
出てくる結果には“正解”も“当たり”もありません
さまざまな条件のもと抽出されたデータ、情報をどう評価し扱うかは利用する側の判断。
情報を活かせるかどうかはユーザ次第となります。
魔法の宝箱ではありません
システムを導入しただけで何か直接的な効果が得られるものではありません。
出てきた情報を基に対策を実施したり、行動を起こすことで効果、効用が得られ、後の行動を促すための意思決定支援機能なのです。