事例紹介
甲府商科専門学校様 - リモコン倶楽部Z School Edition 導入事例
最新の教育設備で経理会計や情報処理の専門家を養成する甲府商科専門学校は、2001年8月に授業支援システムリモコン倶楽部Z School Editionを利用開始。3年毎のリプレース(ハードウェア/ソフトウェアの入れ替え)の度に製品をバージョンアップし、長期に渡って活用されている。長く使い続ける魅力は何だろうか。今回、導入製品の選定ならびに運用責任者である情報科主任の原田教官にお話を伺った。
学習進度のばらつきの解消に。学生のパソコン画面を確認する必要性。
<導入背景>
情報処理検定に取り組む、甲府商科専門学校の授業にパソコンは欠かせない。しかし、パソコンでの操作は、学習進度に開きを生んでしまう事がある。教員は各学生の状況を確認したいが、短い授業時間中では全員を廻りきれない、という問題があった。そんな中、システム構築会社からの推薦で、リモコン倶楽部Z School Edition(以下、リモコン倶楽部Z)の導入検討に至る。
「本校では1教室に28台のパソコンが導入されています。1人の教員では、全学生の動きに目が届かないので、以前は、授業に遅れを取っている学生がいてもわかりませんでした。そこで、学生のパソコン画面をモニタリングできる製品を検討する事になったのです」(原田教官)。
利用満足度の高さは、わかりやすいインターフェースと、使い勝手の良さ。
<導入選定理由>
2001年8月、他製品との比較の上、“同等機能であるのに断然に低コスト”であったため、リモコン倶楽部Zを導入。そして、3年経過。2004年8月のリプレースに伴い、導入製品を再度選定する事となるが、再検討の末、リモコン倶楽部Zを再導入。その後、2007年8月のリプレース時にも、再々導入を行った。
「リプレースの際に、再度、授業支援ソフトの選定をしましたが、リモコン倶楽部Zは他製品と比べてリーズナブルですし、やっぱり、使いやすさが良いと思いました。
リモコン倶楽部Zは良くできたインターフェースで、操作についてまごつくことがないくらい、使い勝手が良いですからね」(原田教官)。
甲府商科専門学校では、リモコン倶楽部Zの他に、ハードディスクリカバリー(環境復元)ソフトリカバリー王Zを導入している。リモコン倶楽部Zとリカバリー王Zを併せたコストパフォーマンスは非常に高いものとなった。
個々の学生の状況をリアルタイムに把握。適時、適切な指導の充実化に
<導入効果>
現在、3教室97台で運用中。リモコン倶楽部Zの主な用途は、学生の様子を確認するための画面モニタリング、教員が説明する際のインターネット禁止、授業で使う教材ファイルの配付と回収だ。
「まず、学生の進度を把握できるので、授業について来られない学生がいなくなりました。以前は、授業に遅れを取ってしまう学生もいまして、自ら『先生、わかりません』と言ってくれれば良いのですが、中には言わない学生もいて、気が付いてみると手が全然進んでいないのです。私が『全然やっていないじゃないか』と聞くと、『だって先生、ここでわからなくなったから、その後もずっとわからなかった』と、そういう事がありました。もう今は、モニタリング画面で逐一確認しているので、手が止まっている学生がいれば、そこへ行って進めることができます。折角、授業へ来ても座っているだけでは意味がありませんから重要です。授業が終わってみたら、その学生だけ遅れている、という事が無くなったので、非常に効果がありました」(原田教官)。
学生の状況を常に確認し、授業につまずいている学生を見つけたら、席まで赴き指導を行う。学生にとっても安心であろう、きめ細やかな授業展開だ。学生にも事前に伝えてある、画面のモニタリング。授業中、インターネットは利用するが、利用して欲しくない時もある。作業中や教員の説明時だが、ここでも画面モニタリングの効果があった。
「学生達は画面を見られていることが判っているので、明示的に禁止しなくても授業中にインターネットをすることが無くなりました。授業では、学生の進度に差が出るので、ゆっくりめに説明します。そのために、早く終わった学生達はどうしても手持ち無沙汰になるのですね。そういう時に、ついインターネットを見てしまう、という事が多々ありました」(原田教官)。
各学生には、ドメイン機能を使ったID番号を付与している。学生は、教室のパソコンに各自のユーザーIDでログインを行う。リモコン倶楽部Zには、各パソコンへ教材ファイルの配布及び回収を行う機能がある。回収されるファイルには、ファイル名に氏名やユーザーID等を付加する事が可能だ。
「リモコン倶楽部Zに出欠管理機能がありますが、それを使わずに、教材ファイルの配布/回収機能を使って出欠の確認をしています。授業では毎時間、ワードやエクセルを使った課題提出を行うので、その提出物とファイル名の学生のIDを確認する事で、出席と見なしているのです。席にいなければ提出物は作れませんし、最初から「ちゃんと出さなければ欠席にするぞ」と言ってありますので、授業の最後に提出物を集め、それをチェックする事で実際の出欠を取っています」(原田教官)。
甲府商科専門学校では、毎月3回(金曜夜)、一般向けのパソコン公開講座を開講している。ワード、エクセル、パワーポイント等が学べる無料の人気講座だ。この講習会で教室を開放するために、パソコンを一般利用者用にする設定作業が生じる。この作業の手間を省くためにもリモコン倶楽部Zを活用していた。
「以前は、講習会の度に、授業が終わった後で1台ずつ一般向けのIDでログインし直してコマンドを実行するなどの設定変更を行っていました。今は、リモコン倶楽部Zで電源を入れ、オートログオンし、コマンドの一斉実行を行います。それまでは、講習会準備に50分かかっていたのが1分で済むようになりました」(原田教官)。
わかる授業を効率良く進めることを第一に。 情報取得の効率化で、情報社会の円滑なコミュニケーションを創出
<今後の展開>
「リモコン倶楽部Zをこれまで通りに使いながら、授業を効率よく行っていきたいと思います。情報システムに関しては、“ユビキタスコンピューティング”がテーマですね。
パソコンや携帯電話を使いこなし、いつでもどこでも自分の思い通りにコミュニケーションができ、情報を取り出すことができるようなツールがあれば、学校側でもどんどん取り入れていきたいと考えています。学生も“コンピューター”と構えて捉えずに、あくまでツールとして使いこなしていってほしいと思っています」(原田教官)。
ツールを有効活用するには、使いこなすためのITスキルが必要だ。甲府商科専門学校は情報処理検定の合格率も高く、それに見合う授業が展開されている。ここから続々と、高度情報化社会で活躍する、高スキルを持つ人材が輩出されていくだろう。



