数字の奥の改善案を考え「攻めの経理」を実現 - 株式会社サンデリカ

経理業務の効率化と4つの指標による多角的分析を導入。数字の奥の改善を考える。「攻めの経理」が実現する。

数字の奥の改善案を考え「攻めの経理」を実現 - 株式会社サンデリカ 株式会社サンデリカ社では、事業を拡大するにつれて目立ち始めた経理業務の負担増大や質の低下に危機感を抱いていた。 その原因が、手入力頼みの非効率的な作業手順や経理担当者間のスキルの差から生じていると考え、管理会計システム「STMACS」と決算資料作成支援システム「SUNDOCSS」の構築を決断した。 2つのシステム構築にあたって採用されたのは、超高速多次元集計レポーティングシステム「Adam-Report」とWeb型BIプラットフォーム「Adam-WebOLAP」であった。 導入後は、業務効率が向上し帳票や資料の信頼性が高まっただけでなく、経理担当者の意識が変わり、数字の報告のみにとどまらず改善案や対応策を考え、提案するまでになっていった。 [構築したシステム] ◎経理業務を効率化し、正確な経営情報の迅速な提供を可能にした「サンデリカ管理会計システム STMACS」 (月次損益管理システム、部門別販路別損益管理システム、限界利益管理システム、製品別経常利益管理システム) ◎経理業務の標準化に成功した「サンデリカ決算資料作成支援システム SUNDOCSS」

まずは業務の効率化。経理業務を効率化した「月次損益管理システム」


課題

手作業による月次損益帳票の作成は時間と労力がかかり、正確性に欠ける。


Excelによる手作業

毎月の業績報告は、各事業所の経理部門が作成する月次損益帳票で行われていた。経理システムから出力されたデータをExcelファイルに落とし込み、手作業でまとめるという方法だったが、作成のルールはそれぞれの経理担当者に任されていた。手作業は労力も時間もかかる上、一部は作成者が直接入力し直したりしていたためにヒューマンエラーが起こりやすく、データの整合性に欠けるという問題もあった。
しかも、業務拡大に伴い事業所や製品アイテムが増加するにつれ、科目が次々に追加・変更されてメンテナンスが煩雑になり、正確な帳票を迅速に提出することが次第に困難になっていった。


解決策

Adam-Report」で経理システムからのデータを高速集計し、一元管理。


Adam-Reportで一元管理

経理システムから出力されるデータを一元的に集約し高速集計するためのエンジンとして「Adam-Report」を採用。「Adam-Report」は、経理システムに仕様的な影響を及ぼすことなく今までどおりシステムを使用できる上、パフォーマンスに関しては大幅な向上が見込める。
また、「Adam-Report」の集計結果はExcelで見栄えを多少整えるだけで月次損益帳票として提出できるようになった。この手順はゼッタテクノロジーの開発担当者によってテンプレート化されたため、手間なく帳票作成することが可能になる。
さらに、一元化されたデータをもとに部門別・販路別の損益もわかるようにした。


効果

月次処理にかかる時間は、1/4。部門別、販路別の損益管理も可能に。


Excel only→Adam-Reportで処理時間が1/4に

従来は3時間半を覚悟しなければならなかった月次処理が平均50分で完了するようになり、部門別・販路別の損益も手間なく短時間でわかるようになった。しかも、手作業で転記する必要は全くなくなったため、経理担当者の作業効率が大幅に向上し、ミスも減っていった。事業所が増えても、科目追加は容易に行える。
「本社から事業所の経理担当者に対して、これからは極力、手作業は要求しません。経理業務のシステム化を進めることで生まれた時間は、ぜひ考える時間にあててほしい。我々は、そういう思いで一生懸命やっています」。


正確な系情報の迅速な提供を可能にしたサンデリカ管理会計システム「STMACS」


※ STMACS:Sundelica Total Manegement ACcounting System
※「STMACS」は、「月次損益管理システム」、「部門別販路別損益管理システム」、「限界利益管理システム」、「製品別経常利益管理システム」の4つのサブシステムで構成された管理会計システム。


課題

全体傾向だけでなく事業所別・製品別の損益がわかるシステムの渇望。


STMACS画面

月次損益はグロスの数字なので、全体の傾向はわかっても、詳細の傾向はつかめない。
Adam-Report」の導入による経理データの一元管理を行ったことで、部門別、販路別の損益がわかるまでにはなり、さらにきめ細かい分析さえ実現できる可能性が見え始めていた。そこで月次処理を効率化した管理会計システム「STMACS」の構築を機に、個々の製品の利益管理ができる仕組み、事業所別の適正な利益管理と適正な評価ができる仕組みへの要望が高まり、正確な経営情報を迅速に得られるようなシステムへのアップグレードを図ろうという機運が盛り上がっていった。


解決策

4つの指標による分析を視覚的に把握できる「Adam-WebOLAP」採用。


大まかな分析 → 4つの指標による詳細な分析

まず、各部署のデータベースから出てきたデータを「STMACS」に直接取り込み、正確なデータを確保することにした。
これで、経理担当者があらためて事業所で入力する作業は一切なくなる。このデータをもとに「月次損益」、「部門別販路別損益」、「限界利益管理」、「製品別経常利益管理」の4項目での帳票出力や分析が行えるように新システムを構成。
分析ツールには、Webブラウザ上で多角的な分析が行えるOLAP機能を備え、誰にでも使いやすい「Adam-WebOLAP」を採用した。
ダッシュボード機能により、それぞれの分析結果を視覚的にわかりやすく把握することができる。


効果

充実の分析データをもとに、経理担当者が改善点や対応策を考えるまでに。


大まかな分析 → 4つの指標による詳細な分析

ダッシュボード機能によって、部門別、販路別の損益の推移や単品ごとの利益やコストがわかり、製品改廃のための情報の取得が可能に。
また、事業所ごとに当年度予算や前年度売上と売上実績を比較することで事業所を正しく評価し、事業所間の格差を解消できるようになった。
さらには、締日の当日に管理会計関連帳票を揃えることが可能になった。こうして充実していった経理データを元に、経理担当者からは、数値の報告だけにとどまらず改善点の指摘や対応策の提案がなされるようになった。
「数字を眺めるだけでは経理ではありません。その数字がどこから来るのか、どう現場に影響するかを考えないと。それができるのが"攻めの経理"です」

経理業務の標準化に成功した「サンデリカ決算資料作成支援システム SUNDOCSS」

※ SUNDOCSS:SUNdelica closing DOcument Creation Support System


課題

経理担当者の間のスキル格差や業務が特定の人に依存する属人化が発生。


決算資料の作成が属人化

決算資料の作成ルールを各事業所に任せていたため、徐々に経理担当者の間でスキルの差が広がっていき、場合によっては全くの自己流で作業していたことから、その人でないと資料が作れないという属人化が発生し始めた。業務の引き継ぎもうまくいかず、前任者の経験がほとんど活かされない状態に。
また、ミスも多く、事業所から提出される誤ったデータが全社集計の際の大きな負担となっていた。
社を挙げての業務改善を全国の事業所で一斉に始めようとするも、事業所間の経理スキルの差がネックとなって実現しない。新たな取り組みを始める際の妨げとなる要因を取り除くためには、まずは経理業務の標準化が必須となる。


解決策

入力項目のマスター化による作業手順の均一化、業務の標準化を実現。


入力項目のマスター化・業務標準化

新たに構築する決算資料作成支援システム「SUNDOCSS」では、従来は過去資料を探して手入力する場合もあった取引先の情報などをマスター化。
入力項目をパターン化することによって経理担当者の転記作業は不要になり、大幅な時間短縮と入力ミスの解消が実現する。
バックエンドの集計エンジンには、高速処理能力を備え大量データに強みを発揮する「Adam-Report」を採用。
現在、33ヵ所まで事業所を増やしたサンデリカ社の企業規模にも充分対応できる。
「経理業務の標準化が実現すれば、業務の属人化も事業所間の格差も解消し、どの事業所でも"金太郎飴"のように均一化された作業手順で業務を遂行することができます」


効果

信頼性が高く充実した決算資料を、短時間の作業で容易に提出可能に。


SUNDOCSS画面

入力項目のマスター化・パターン化によって経理担当者のスキルの差がほとんど解消され、事業所での作業時間が大幅に短縮化。
本社の集計作業も容易になるとともに、決算資料の正確性は劇的に向上した。
また、「Adam-Report」のカテゴリ機能により、科目や事業所といったさまざまな切り口による集計を容易に実行することが可能になり、充実した内容の決算資料を用意できるようになった。
「財務会計を締めて、ボタンをクリックするだけで決算資料ができあがります。本社が事業所の資料をまとめる作業も数段楽になりました。同じマスターから作成された資料ですから、内容への信頼性も以前とは違って非常に高いです」

帳票サンプル




詳細情報

株式会社サンデリカ

株式会社サンデリカ 山崎製パングループ企業として、調理パンや米飯、総菜などのデリカテッセン(調理済み食品)の製造販売をコンビニエンスストアやスーパーマーケットで展開。高品質の追求と最善のサービス「製品を似て世に問う」の基本理念のもと、業界のリーディングカンパニーとして市場をリードする製品を意欲的に提案し、成長を続けている。 現在、子会社を含めて33事業所。

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