超高速多次元集計レポーティングシステム
Adam-Reportは、官公庁の報告書の集計や調査統計表の作成、民間企業のデータ集計・分析等のシステム構築、およびその運用に採用されています。
Adam-Reportは"罫線付集計・統計業務"で
誰でもが帳表(帳票)開発ができるように! との思いで生まれました
スモールスタートから始められるデータ活用基盤
利用者が簡単な操作で必要な情報を入手できる環境
大規模データの高速集計を実現
多彩な表作成を実現するコマンドを用意
Adam-Reportは帳票開発業務の工数圧縮を実現
Adam-Reportは、集計対象データを、試行錯誤しながらの作業もスピーディに処理します。
集計対象データファイルを1回読み込むだけで、クロス集計表、リスト表、OLAP表など、複数の集計表を同時に作成することができます。
また、集計後の再実行も高速に行いますので、集計項目の配置や分類指定を変化させ、試行錯誤しながらの作表作業もスピーディに処理します。
主なスクリプトのサンプルはこちら
Adam-Reportは、集計表作成のために体系化されたスクリプト言語とコマンドを用意。一つ一つのコマンドが膨大な量のデータをスピーディに集計します。
プログラミング経験やデータベースの専門的な知識も、一切必要ありません。
出力結果のイメージから、Adam-Reportが用意したスクリプトで集計項目や集計カテゴリを記述するだけで、罫線付帳表(帳票)が出来上がります。
※プログラマーではない一般の事務の方でも2日間の講習を受講したら、
多種多様なレポーティング結果を出力している方もいらっしゃいます。
Adam-Reportは、CSVファイルやテキストといったフラットファイルが集計対象ですから、集計処理用RDBは不要です。
データベース設計・構築・チューニングなどの煩雑な作業も一切なく、短期間でのシステム構築、運用が行えるようになり、データ検証も容易です。
また、業務システムのデータベースに直接アクセスしないため、通常業務に支障を与えることはありません。
業務システムのデータはもちろん、一般公開されているデータなどを利用した集計も行えます。
一般的なシステムでは作成が困難な帳票の作成が可能
「集計結果をさらに演算して他表と連結する」、「条件によって特定の項目の演算を行い、しきい値やラベル設定をする」など、複雑な帳表(帳票)の作成も、各種コマンドを組み合わせることで短時間で出力できます。
柔軟なカテゴリ定義
集計対象データに対して項目の分類・階級設定などのカテゴリの定義、ラベル付けが柔軟に行え、項目名を元データに含める必要はありません。
カテゴリ定義で自由にグルーピングができ、小計、中間計などの集計も行えます。
集計範囲を自由に設定し、様々な累計帳票の作成が可能
単月、あるいは期間を指定したような累計帳表(帳票)の作成もパラメータを指定することで、作成することができます。
つまり、元データに累計値を持たせる必要はありません。
帳票の組み替えや追加作成も1コマンドを記述するだけ
コマンドの項目を入れ替えるだけで、複数の行・列・ページを組み替えた帳表(帳票)を作成することができます。
帳表(帳票)の追加も1コマンドを追加するだけです。
帳表(帳票)開発を効率よく行うことができ、開発期間の短縮も実現できます。
複数の集計表をまとめてExcel出力
支店別・取引先別・ジャンル別といった複数次元の大量な帳表(帳票)を、Excelのブック別やシート別に振り分けて一度にまとめて出力できます。
Excel上でグラフを追加したり、関連部署に帳表(帳票)データを配布することもできます。
稼動後のメンテナンスが簡単・数値の表示も可能
マスタの追加・変更が発生した場合、カテゴリの定義を変更するだけで修正が行え、データベースの影響を
考える必要はありません。また、元データの数値を演算し、新たな項目のデータを作ることもできます。
帳表(帳票)出力の現場の多様なニーズに応える機能を搭載
大量データを高速に集計
・メニーコア・マルチサーバー
・CPU資源を最大限に使用・処理時間の短縮
高速大量印刷・
きめ細やかな印刷設定
・自動レイアウト調整
・自動改ページ印刷
・複数プリンタ分散出力
・特定キーソート印刷
Excel,HTML,CSVファイルを出力
・Excelの活用
・既存システムへの組込連携
・データ加工処理ツールとしての利用も可能
配列演算や豊富な演算関数を用意しているから、コマンドを記述するだけで複雑な帳表(帳票)の出力も簡単
表の組み換え、表の抽出、表の結合、表の加工、表内演算・表間演算が可能
スクリプトをインクルードで活用
・利用したスクリプトを再利用
・5階層まで実行することが可能
項目の分類・階級設定の作業を簡素化
・カテゴライズ機能
・項目の分類・階級設定
・値が不明なデータもコードリストで容易に確認
親子関係・反復でのデータ定義
・REDEFINE,OCCURCEの定義が可能
・5階層まで実行することが可能
適応業務
年齢・人口などの階級指定が行え、アンケートなど、各種調査データの集計に最適です。
POS・EOSなどのデータを、商品や顧客などの属性別に、さまざまな角度から集計・分析することが可能です。
大量データからの帳票作成にかかるコストの大幅な削減を図ることができます。
顧客管理 会員管理 財務管理 販売管理 人事管理 給与管理 仕入管理 在庫管理 商品管理 原価管理
見積管理 生産管理 工程管理 図書管理 など
市場調査動向 経営分析 経営管理 損益分岐点分析 経営予測 売上動向調査 需要予測 時系列分析
売上シミュレーション 各種シミュレーション 生活調査 動態調査 所得調査 世帯調査 労働力調査
健康調査 交通量調査 健康保険調査 視聴率調査 各種アンケート調査 など
主な仕様
集計次元 | クロス集計表:表頭( 200 項目+ 3 次元 )、表別 3 次元 リスト集計表:表頭( 200 項目+ 3 次元 )、表別 3 次元 OLAP表:[スライス項目+ドリル項目( 200 項目)]+数値項目 |
データファイルの種類 | CSVファイル、テキストファイル(固定長形式)、専用圧縮データ |
レコード形式 | 通常型ファイル、繰り返し型ファイル |
データタイプ | アルファニューメリック型、ニューメリック型、ロング型、サブレコード番号型 |
集計表サイズ・表数 | メモリ、ディスクの制限内 |
集計値 | 倍精度実数(有効桁数15桁) |
IFネスティング | 50まで |
カテゴリラベル文字数 | 72バイト |
項目数(定義可能項目数) | 10,000 ※1回の実行時に使用できる異なった項目名の数は2,000まで |
項目名長 | 72バイト以内の文字列+最大4桁の整数 |
表名長 | 8バイト以内の文字列+最大4桁の整数 |
表頭注・脚注の文字長 | 256バイト |
表罫線出力機能 | 線種2種類・罫線タイプ48パターン |
出力文字数字編集 | 3桁カンマ・3桁ブランク・カッコ付き・¥マークゼロ置き換え・単位文字 ※セル単位での設定可能 |
集計結果出力 | 印刷イメージ、テキスト、Excel、HTML |
主な配列演算・関数 | 特定配列表の特定エリアの構成比/平均・特定値の文字列変換出力・日付や時刻計算 IF条件式記述による複雑な条件を持つレポートの出力 ヘッダーと複数のサブレコードから構成されるファイルの集計処理も可能 ※ 四則演算・比較演算・べき乗・三角関数・日時計算・文字列操作・行列演算・割合計算・ ウェイト付・ランキング計算、ベクトル演算記述の指定など |
主な表演算・表操作 | 多次元表同士の演算(表間演算・串刺し演算・ABC分析)・分母が変動するような表の率計算・ システム日付を利用した年齢計算・日付データの曜日変換と曜日毎の集計 ※表結合・表複写・表挿入・指定項目キーでの表/セル結合・昇順/降順結合・代入・置換・演算・ 値比較・比較置換・削除など |
動作環境
対応OS | Windows Server 2022 Windows Server 2019 Windows Server 2016 Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2012 |
対応機種 | 対応OSが動作するメモリを搭載したPC |
ディスク容量 | 100MB以上の空きスペース ※その他、データ格納領域が必要 |
ネットワーク | TCP/IPを使用したネットワーク環境 |
対応ソフトウェア | Excel 2013 / 2016※ / 2019※ / 2021※ R version 2.14以上 ※一部制限あり |
オプションでさらに使いやすく